広島に住む「うつ病夫婦」の雑記帳

私37歳、妻26歳。ニャンコ7匹。最新のニュースから、人工知能、我が家のニャンコ日記に至るまで、幅広い情報を、あなたにお届けします。夢は、保護猫カフェの出店です!!



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「夫婦でうつ病」であることの、3つのメリットと、3つのデメリット(まとめ)

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はじめに


私たち夫婦は、夫婦でうつ病です(私は、途中から双極性障害です)。


Google検索で「夫婦」「うつ病」と検索すると、補完キーワードとして「共倒れ」「離婚」「共依存」など、なんだか危ない印象を持つキーワードが表示されます。


でも、私たち夫婦は、病気を持つもの同士が結婚することのメリットもあると考えています。


もちろん、デメリットもあります。


今日は、これらをまとめていきたいと思います。

夫婦でうつ病であることの3つのメリット

メリットその1.相手が「死にたい」と発言した時、適切な対処が出来る


例えば、夫や妻が「もう疲れた、死にたい」と言った時、あなたは相手にどのような声をかけますか?


「そんなこと言うもんじゃない」


「私だって毎日忙しくて死にそうなんだよ…」


「あ、調子が悪い中、申し訳ないけど、明日早くに出かけるから」


これらは、あまり良くない対応とされています(腫れものにさわるような対応や、話を逸らす対応など)。


例えば妻が「死にたい」と言った場合、私は妻に以下のような言葉をかけます。


「本当に辛いね。死にたい気持ちはよく分かるよ(背中をさすりながら)」


「2時間まてば、必ず死にたい気持ちは消えるから(※)とりあえず、頓服のお薬飲む?」


※妻が「死にたい」と発言してから、通常に戻るまでの時間が、経験上、大体2時間です。


妻も、私が「死にたい」と発言した時、背中をさすってくれたり、お薬を勧めてくれたりします。


このように、お互いが「死にたい」という辛さを実体験しているので、相手の立場に立って、気持ちを共有することが出来ます。


身内や知り合いから、初めて「死にたい」と相談された場合の対処については、以下のサイトが参考になります。


seseragi-mentalclinic.com

メリットその2.相手がうつ病で動けなくなっても、気にならない


ネットを見ていると、うつ病で夫がベッドから動かなくなってイライラする奥さんなど、うつ病の患者さんを疎ましく感じるような書き込みがあります。


その点、我が家は平和です。


うつ病が悪化し、妻が動けなくなった場合でも、私は、イライラしません。逆に、私が動けなくなった場合でも、妻はイライラしません。


お互いに、動けない辛さを知っているからです。


ちなみに、妻が動けなくなった場合は「どう?しんどい?しんどいなら、10段階のうち、どれくらいしんどい?」と聞くようにしています。


大体「10段階の8くらいしんどい」という回答が返ってきます。


「おぉ、それは辛いね。ゆっくり休みんちゃい」


そう言って、動ける方の私が家事をします(猫の世話など)。


ちなみに「大丈夫?」と聞いてしまうと、反射的に「大丈夫」と言ってしまうので、「大丈夫?」という言葉は、あまりお勧めしません。


なお、私が動けない場合も、妻が「どう?しんどい?」と聞いてくれます。


「ごめん、しんどい」と答えると、イライラ1つ見せず、家事をしてくれます(猫の世話など)。


妻には、本当に感謝しています。

メリットその3.相手を傷つける言葉を言わない


うつ病の人は、尖った言葉に敏感に反応します。


例えば「うつ病は甘え」「うつ病は怠け病」「メンヘラうざい」などという言葉には、多くのうつ病患者さんの心が傷つくと思います。


これは、推測になりますが、恐らく、うつ病患者さんの多くが(私や妻を含め)、幼少期に、両親や周囲の人々から暴言を受けて心が傷ついた経験を持っているからだと、私は考えています。


私たちは、相手を傷つける言葉を言いません。


うつ病に関しては「うつ病は、人を死に追いやる、重大な病だ」との認識で一致しています。


また「メンヘラ」という言葉は、差別用語であると、私たちは認識しています。


もし、何気ない言葉で相手を傷つけた場合は、すぐに、お互いに指摘するようにしています。


そして、二度と同じ言葉を使わないように、お互いに学習しています。

夫婦でうつ病であることのつのデメリット

デメリットその1.結婚の際、お互いの両親から反対を受けることが多い


幸い、私たちは何も言われませんでしたが、多くの人が「病人同士で結婚するなんて」「子どもはどうするの?」などと、お互いの両親から結婚を反対されると思います。


この問題については、粘り強く両親に説得を試みるか、説得を諦めてさっさと結婚(※)するかぐらいしか、対処しようがないと思います。


※現在の日本国憲法第24条では、成人に限り、本人同士が合意すれば、法的に問題なく結婚できます(両親の同意は不要)。ただし、両親から勘当されてしまうなど、別の問題が発生する可能性があります。

デメリットその2.夫婦が同時に倒れた場合、面倒なことになる


夫婦が同時に倒れると、真っ先に家事が滞ってきます。


洗濯物を回せず、服不足になったり、食器が山積みになったり…


幸い、猫の世話は最優先にしているので、今まで猫の世話がストップしたことはないのですが、将来、本格的に2人が倒れた場合の対応を考えないといけないと思っています。

デメリットその3.経済苦に陥りやすい


ここが、一番大きな部分だと思われます。


実際、我が家は経済苦です。


お互いの障害年金と、私の労働収入で何とか暮らしていますが、もし、将来、子どもが出来た場合は、両親からの援助や、生活保護を検討しないといけないかもしれません。


仮に生活保護を受けるとなると、様々な方面からバッシングを受けると思います。


最近読んでいて悲しくなった記事があります。


私たちと同じで、うつ病で夫婦になった人(ちなみに、生活保護受給者でした)に、子どもが出来たという書き込みに対し、多くの人が、以下のような書き込みをしていたことです。


「病人のくせに夜は元気なんだな」


「悪いことは言わないから堕胎しろ」


「子どもが可哀想」


「子育てなんか絶対に無理」


「ウチなんか仕事を頑張っているのに、経済苦で子どもが産めない。生活保護で子どもを産むなんて贅沢極まりない」


確かに書き込んだ人たちの言い分は分かりますが、なんだか読んでいて暗い気持ちになったので、そっと画面を閉じました。


病気を抱えていようと、仮にも夫婦です。お互いが元気な時は夜の営みもあるし、子どもが欲しい人だっています。


なんだか、うつ病を抱えている人は、子どもも含め、社会から抹殺されなければならないというような恐怖を感じました。


みなさんは、どう思われるでしょうか。

おわりに


以上に述べたように、夫婦でうつ病であることは、大変なことが多いですが、悪いことばかりではありません。


闘病はしんどいですが、少なくとも、今の自分は、幸せです。


もし明日、自分が死ぬとしたら、まぁまぁ満足して死ぬと思います。


ちなみに、うつ病の女性を妻にした理由を、ここに書いておきますね。


それは、妻を尊敬し、愛しているからです。


これ以上の言葉は、不要だと思います。


では、ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。

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